メンタルケア

心を少しでも楽にするためのメンタル管理法3選

心を少しでも楽にするためのメンタル管理法3選

みなさんこんにちは! なかしょーです。
突然ですが、治療中も治療後も、どうしたって心がキツイときってあるものですよね。

そんな時、みなさんはどうしていますか? 好きな音楽でテンションを上げたり、本を読んで心を癒したり、様々な工夫があることと思います。

今回はある論文で紹介されているメンタル管理法(*)のうち、私なかしょー自身も実際に行っており、なおかつ効果を感じたものについて紹介しようと思います。

1. ユーモアに頼る

まず冗談を飛ばせるくらいの余裕があるときは、深く考えずにユーモアを飛ばすのがベストです。日常にフィルターをかけて、自分なりの面白いストーリーを膨らませてみたり、それを実際に形にしてみたりすること。

時々『〇〇の気持ちも考えてください』警察が脳裏を過ることもありますが、辛いときはまず自分を守ることが先決です。私自身、入院中にブログを書いていましたが、今振り返るとゾッとするようなギリギリのユーモアを使っている箇所が多々ありました。

ただ悩んでしまったら元も子もないので、ユーモアで吹き飛ばせるものは、ユーモアで吹き飛ばして、あとで責められたら正直に謝りましょう。

2. アウトプットと客観視

1. に通じるところもありますが、日記でもブログでも誰かに話すでもいいので、自分が今何を感じていて、考えているのかを形にすることが大切だと感じています。自分の内側にあるものをアウトプットすることで、自分のことを客観視できるようになり、また周囲からの理解も得られるようになると、入院中にひしひしと実感しました。

ゆっくりと深呼吸して、「さて、いま自分は何を考えているのだろう」と自問自答してみること。そうすれば、自分の悩みの根っこがわかって、それを解決することに繋がると思います。

3. 適度な目標設定/達成のリズム

あまり壮大ではなく、1日あるいは数日で達成できるような小さな目標を設定することで、日々の中にリズムを生みます。

本を1日1ページ読むとか、毎日掃除をするとか、そういった些細な目標で構いません。何もしない時間が積み重なると、どうしても余計なことを考えてしまって、頭の中が捉えどころのない”もや”でいっぱいになってしまうものです。

できる範囲にある確かなことをひとつずつクリアすることがリズムを生み、リズムを制するものはメンタルを制する、と言ってもあながち間違いではないのかもしれません。

以上、大きく3つ紹介しましたが、あくまで参考程度にしていただけると嬉しいです。逆にみなさんのメンタル管理法があれば、ぜひおしゃべり会やコメントで教えてください!

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それではまた次回!

(*)竹中 晃二 (2019, 労働安全衛生研究) メンタルヘルス問題の予防に果たす自助方略の役割

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